選手紹介シリーズ、第4弾はノーマン・パウエル(Norman Powell/背番号24/ポジション:SG・SF/身長191cm)です。
経歴
パウエルは2015年ドラフトで2巡目全体46位という、決して高くない評価でNBA入りした選手です(指名したのはバックスで、その場でラプターズへ即トレード)。UCLA時代は4年生でようやくオールPac-12ファーストチームに選ばれるなど、いわゆる「即戦力ルーキー」として鳴り物入りで入ってきたタイプではありませんでした。
直近3シーズンの成績はこんな推移です。
シーズン 試合数 得点 リバウンド アシスト 3P%
2023-24(クリッパーズ) 76 13.9 2.6 1.1 43.5%
2024-25(クリッパーズ) 60 21.8 3.2 2.1 41.8%
2025-26(ヒート) 58 21.7 3.5 2.5 38.0%
正直、この伸び方は見ていて驚きました。上記のスタッツを見ると2024-25シーズンに急成長したように見えますが、そもそもボールを持つ機会があれば活躍する選手という印象です。
クリッパーズではポール・ジョージの退団のなどもあり、ボールを持つ機会が増えたからなのかなという感じ。
とはいえ移籍したヒートでもその水準を維持し、2025-26シーズンには自身初のオールスターに選出されたのは驚きました
(30歳を過ぎてからのブレイクという意味では、かなり異例のキャリアだと思います)。
オールスター選手ということを考えると、2年総額4500万ドルの2年目チームオプションはかなりお買い得な気がしますね。
プレースタイル
パウエルの一番の武器は、迷いのないキャッチ&シュートとプルアップの3ポイントです。
注目すべきプレーは、リロケーションからのキャッチ&シュート3ポイントと、ここぞという場面でのプルアップミドル〜3ポイントです。派手なハンドルはなくても、ここぞという場面で得点を沈める勝負強さがあります。
ブルズでの役割
2026年7月、ブルズと2年45Mドルの契約に合意して加入したパウエル。
前回・前々回に紹介したマタス・ブゼリスやパトリック・ウィリアムズら成長途上の若手が多いブルズにとって、パウエルは久々に加入した「即戦力の得点源」です。
ただチーム事情として、あまり若手有望株の成長機会を失わせるようなことはしたくないと思いますし、役割を与えれば活躍できるのはわかりますが役割をどの程度与えるのかは難しいところ。
そのあたりもブルズの試合の見る中での注目点かもしれません。
個人的には若いチームなので、いろいろな経験を積んできたパウエルにはコート内外でメンターのような役割も期待したいです。次回もまた別の選手を紹介する予定です。

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